2020年3月11日水曜日

.石岡水壩

921地震遺址シリーズです。
今回は地震で損壊したことがある水庫(ダム)を見に行きます。

台鐵豐原車站、高架化してキレイな駅になりました

こちらは豐原客運豐原總站。
都市中心部によくあるタイプの古いバスターミナルです。

ここから90や206などの系統で西へ向かいます。

最寄停留所の「石岡水壩」、渋滞がなければ10分強程度で着きます。

サイクリングコースになっているのでレンタルサイクル店がいくつかあります。

自販機やトイレも完備

ダムの周辺は公園として整備されています

上に階段が続いているので登ってみましょう。

堤体の上を通って向こう岸まで行けるようです

緊急事態に備えて歩行が不自由な人は同行者と一緒に渡って下さい的なことが書いてある…っぽい

ガラス張りになっている部分があるものの、反射が凄くて何も見えない

放水路とは反対側の風景

 

制御設備が間近で眺められます

川の反対側に到着

こちら側にはモニュメントらしきものがあります

「921」の記念碑

消えかかっているので細かい部分は解りませんが、どうやら赤い線は断層のようです

記念碑とオブジェっぽいもの

「88 09 21 01 47 12」民國88年09月21日01時47分12秒、地震発生の日時です

「120.78 23.85 7.3 8.0」東経120.78 北緯23.85 マグニチュード7.3 震源の深さ8.0km

地震で破壊された導水管とのこと

後ろに見える崩れているものは地震で倒壊したダム設備の一部の模様

さっき渡ってきた橋の降り口辺りから倒壊した設備が間近に見ることができます

さらに奥へ進むとガイドと団体さんが
ちなみに訪問日は9/17、防災記念日前の何かのイベントだったのでしょうか

倒壊したダム設備の裏側にやってきました

意味ありげな「921」の文字が並ぶモニュメントと床面

こちら側からの方が崩れ方がよく解かります

記念碑のあるところまで戻ってきてタイルが「921記念」とあることに気付く

921のモニュメントと記念碑の間を結ぶ直線上のタイルだけ違うことにも気付く

違う模様のタイルを挟むように記念碑が並んでいる

真っ二つに割れたようなデザインのモニュメント
そのモニュメントには上にあったように断層を示す地図

この線の先には倒壊したダム設備…

そして気付く、この線は断層だと

そして倒壊設備の裏側の意味ありげなモニュメントも921のタイルも断層上という

コンセプトやモニュメントによる演出は中々いいのですが、案内板の手入れなどをもう少しした方がいいと感じました。
まあ、風化しつつある記憶という意味では演出として捉えられなくもないのですが…

アクセス

豐原車站の西側の出口(栄えている方)にある豐原客運 豐原總站から、
90・90延・206・206延・207・208・209系統で「石岡水壩」下車。

あまり本数は多くないですが、豐原車站反対側の「豐原東站」からの91・91延・91繞の系統も「石岡水壩」を経由します。

豐原客運 班車時刻表
http://www.fybus.com.tw/bus8.htm

臺中市 公車到站時間查詢
http://citybus.taichung.gov.tw/ibus/RealRoute.aspx

関連リンク

石岡水壩-臺中觀光旅遊網 Taichung Tourism
https://travel.taichung.gov.tw/zh-tw/Attractions/Intro/82/石岡水壩

石岡壩水庫 - 經濟部水利署
https://www.wra.gov.tw/6950/7170/7356/14288/14360/

921大地震 - 維基百科,自由的百科全書
https://zh.wikipedia.org/zh-tw/921大地震

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